まずは物理的に街灯が揺れる可能性があるのかを検証。人間の力で押してみても動かず、特別揺れやすい構造にもなっていないよう。地域で目撃情報を調べても、道路管理を行う機関も揺れたところを見たことはないという。揺れた原因を科学的に検証するため、音や振動のプロ・日本音響研究所の鈴木所長に強力してもらう。大型トラックが通ると街灯は小さく揺れるが、3日間3台の定点カメラで撮影しても大きく揺れることはなかった。鈴木所長は共鳴により揺れが増幅した可能性を指摘。街灯様の振動数は20ヘルツで、街灯様に20ヘルツの振動を与えれば共鳴は起こり得る。鈴木所長はトンネルの中に要因があるのではとした。