おととい閉幕した大阪・関西万博。日本館で配られていた紙袋は卵の殻を再利用した特集な紙で作られていた。これを手掛けたのは埼玉・桶川市の企業。紙袋や封筒に使われているのは卵の殻を10%含んだ紙・カミシェル。日本国内で産業廃棄物として捨てられる卵の殻は年間約23万トンとされている。開発した櫻井はこれに目をつけ、2017年に炭酸カルシウムを卵の殻に置き換えることを発案した。2年後には製品化に成功、導入企業は250社を超える。卵の殻を55%含むメラミン食器を開発するなど広がりをみせている。
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