日産自動車の神奈川県の追浜工場での生産終了の決定を受け、神奈川県は日産や横須賀市などの関係機関を集めて雇用問題などを協議。神奈川県の黒岩知事は日産が生まれ変わっていくために避けては通れない道ということであれば、われわれはしっかりとサポートしていく」とコメント。日産のエスピノーサ社長は「誠意をもって対応する」などと説明し、国や地域と連携して問題に対応する姿勢を示した。会議後、取材に応じた黒岩知事によると、日産は追浜工場で働く4000人のうち生産ライン以外で働く1600人の雇用は継続し、残る2400人は九州の工場への転勤を含めて検討している。生産終了後の工場の活用法については「何も決まっていない」「次の課題としたい」などと述べるにとどめた。