きのうの日経平均株価は5営業日ぶりに反落。終値は3万8173円。おととい夜発表された先月のアメリカCPIは市場予想を下まわった。FRBが利下げしやすくなるとの見方が広がり、市場に良いニュースと思われたが、マネックス証券・広木は「東京株式市場の下げは関連性がないと思う」「きょう(きのう)国内で株価が下がる要因は特段材料が見当たらない。あえていえば、きのうまで4日続伸し1000円近く上昇してきたから利益確定売りが出やすかったのでは」と話す。来週の日本株を左右するのは日米間税協議の行方。広木は「日米首脳会談が今調整されていると思う。市場は固唾をのんで見守っている」という。