経団連が発表した春闘の大手企業の賃上げ率は、平均5.39%となり、去年に続き5%を超えた。2年連続で5%を超えるのは、1991年以来だ。製造業は5.42%、非製造業は5.34%、それぞれ上昇した。平均引き上げ額は、1万9195円で、1976年以降で2番目に高い水準となった。経団連は、力強い勢いの定着が確認できたとしていて、人手不足や物価高を背景に、賃上げが積極的に進められていることが浮き彫りになった。
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