昨日の日経平均株価は、先週末よりも583円高い3万6546円で取引を終え、2営業日連続でバブル景気以来の高値を更新した。今年に入ってからの上げ幅は既に3000円を突破している。日本株を押し上げているのは海外投資家で、さらに昨日・今日と2日間開かれる日銀の金融政策決定会合について楽観する市場関係者の予想が株価上昇を後押ししているという。市場では過去最高値の3万8915円も意識されている中、専門家は3月の春闘で賃上げ率が去年を大きく下回る結果になってしまうと、日本株に売りが広がる恐れがあるなどと指摘した。