藤田さんは「専門家のインタビューであったトランプ大統領のFRB議長解任の部分が私は先行きの不確実性がすごく高まった局面だったんじゃないかと思っている。トランプ大統領の関税に関しては賛否両論あって、『いろいろあっても結局正当性もあるよね』という意見があっても、FEDに関してはちょっと多くの人がギョッとするところがあったので、これからもこういうことが出てくるのかもしれないけど、一方でマーケットが反応したことで介入が撤回されているので、こうしたことがトランプ大統領の政策の調整につながっていくと良いなとマーケットでは期待している」などと話した。門田さんは「アメリカの全資産売でドル安・株安・債権安になったので、金融政策の部分で市場がよりリスクを意識したというのはあったと思う。ベッセント氏が関税に関しても今回のFRB(議長の解任の話)もトランプに換言しているとのことだったので、ベッセント氏が今後も政権に残るかというところが非常に市場の安定度という意味でも重要だと思う」などとコメントした。門田さんが今後注目するアメリカの経済については「関税の影響は先週もミシガンでインフレ期待が過去歴史的な水準、一方で景況感悪化ということでスタグフレーション的な動きがすでに出てきている。アメリカと中国が関税の影響を受けやすいが、一方で他の地域ではインフレは上がらず景気は悪くなるというところで地域間の格差が今後どう出るのかに注目している」などとコメントした。シカゴ日経平均先物の値を伝えた。あすは昭和の日で番組は休み、水曜日は「深読みリサーチ」のコーナーで地銀にフォーカスする。