先月、東京・昭島市でノドに食べ物を詰まらせた高齢の女性を女子高校生2人が救助した際の映像。この時、女子高校生が活用したのが映像通報システム「Live119」。通報者がスマホで現場の映像を東京消防庁の指令室に送り、救助方法の指示を直接受けることができる。女子高校生が携帯電話に送られてきたショートメールのURLをクリックしカメラが起動。映像をみて状況を把握することができるため、指令室から的確な指示が飛ぶ。さらに映像を共有することで誤った処置を防ぐこともできた。応急処置のやり方などが分からない場合には、手順を示した動画や画像を指令員から送信することも可能なため、経験がない人でも映像を見ながら的確に救助できるという。