ワタリガニの一種竹崎かにが特産の太良町で、有明海の恵みに感謝しことしの豊漁を願う「かに供養」が行われた。かに供養は太良町の旅館組合が毎年開いているもので、きょうは町の竹崎観世音寺に組合や飲食店の関係者などおよそ30人が集まった。旅館組合によると、ことしの竹崎かには夏の暑さの影響で例年より身が小ぶりでここ数日で水温が下がったことにより、これから本格的な水揚げの時期を迎えるという。このあとことしの豊漁を願って竹崎かにおよそ100匹を海に放流するため出席者たちは寺近くの漁港から沖へと向かった。
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