浅草寺に隠された職人技について。本堂は1958年に大岡實によって再建された。本堂の大部分は木ではなく鉄筋コンクリートでできているという。大岡は火災によるリスクから文化財の木造での再建に反対し、耐火性・耐久性に優れた鉄骨鉄筋コンクリートを採用するに至ったという。ただ鉄筋コンクリートで屋根の曲線を再現するのが至難の業で、原寸図を書いて形状を作り、コンクリートを流し込む型枠をこしらえるという手順を踏んで作っていったという。
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