きのう午後6時、石破総理が辞任を表明。JNNの世論調査で「次の総理にふさわしいのは?」、高市早苗氏と小泉進次郎氏が19.3%で1位、石破茂氏は8.6%。日経新聞は「小泉・高市氏ら注目」、読売新聞は「高市・小泉氏軸、茂木氏は意向」と伝えている。石破総理は辞任理由について「党内に決定的な分断を生みたくない」などと説明した。おととい夜菅自民党副総裁と小泉農水相が総理官邸を訪問、菅副総裁から「党の亀裂は避けるべきである」と助言を受けたという。朝日新聞元政治部長・林尚行氏は「(2人の説得が)大きな決定打の一つだったと思う」と指摘。自民党・鈴木宗男氏は「見事な政治家としての判断」と言及した。自民党はきょう臨時役員会を開き、総裁選前倒し書面提出の中止を決定する見通し。石破総理は次の総裁選には立候補しない考えを示している。アメリカ・トランプ大統領は石破総理の辞任について「私は知らない」と言及した。視聴者からは「決断が遅かった」「まだまだやってほしいことがあったのに」などのコメントが寄せられている。ポスト石破と取り沙汰されているのは高市早苗前経済安保担当大臣、小泉純一郎元総理を父に持つ小泉進次郎農水相、元財務完了の小林鷹之元経済安保担当大臣、“政界のピンチヒッター”林芳正官房長官、トランプ大統領に「タフネゴシエーター」と評される茂木前幹事長。
