政府は今朝、木原官房長官をトップとする関係閣僚会議を開き、対策パッケージを決定した。この中では人の生活圏からクマを排除し捕獲を強化して人とクマのすみ分けを実現するとしていて、緊急的な対応として自衛隊や警察の退職者などに協力を要請し駆除の人材確保を進めることなどを盛り込んでいる。短期的な取り組みとして捕獲単価の増額を含む集落周辺での捕獲の強化などをはかるなどとしている。さらに中期的にはクマの個体数の削減や人の生活圏からの排除に向けたガイドラインの改定などに取り組むとしている。必要な費用を交付金などで速やかに支援するとしている。木原官房長官は捕獲数の目標などを明記したロードマップを来年3月までにまとめるよう指示した。
