惠崎裕久さんが高校卒業後に児童養護施設を離れて自立した生活が始まる学生に物件選びのポイントを伝える内覧会を開いた。惠崎さんが児童養護施設との交流を持つようになったのは6年前に都の支援制度に参加したことがきっかけだったそう。子どもたちの多くは18歳で退所するが、その際に直面する壁のひとつが住まいの確保で、保証人の不在や不安定な収入などから賃貸住宅を借りることが難しい場合がある。そこで惠崎さんは大家に説明し、保証人がいなくても保証会社と提携して家を借りられるようにしたそう。今回の内覧会では自立に向けたイメージを持たせるため、毎月の支払いイメージや出費を抑えるためのアドバイスなどを行った。