木更津市役所の新庁舎は当初、2017年までに建て替える計画だったが、東京五輪などの影響で資材が高騰したことで見送られ、財政負担の軽減などのため民間事業者が建設する施設の一部を借りる形で計画の検討を進めていた。市によると、民間施設の建設担当業者がことし5月に事業から撤退したため改めて整備びかかる費用を計算した結果、自前での建設が費用を最も抑えられることがわかり、計画を変更する方針を決めた。新庁舎はJR木更津駅前の市営駐車場の敷地に5階建てで建設する計画で、維持管理も含めた総事業費は約147億円の見込みだという。今後、事業者を決め2028年の開庁を目指すとしている。