五輪観客席で編み物をしている男性。この男性は開会式で英国選手団の旗手を務めた飛び込み男子のトーマス・デーリー。今週月曜日、男子シンクロナイズドダイビング10メートル高飛込に登場。水しぶきがほとんど上がらない美しい入水を連発。見事、銀メダルを獲得。そのダイナミックな演技をは裏腹にプールからあがると、黙々と編み物に熱中。東京五輪でも試合の待ち時間に編み物をしていた。手編みのマフラーをぬいぐるみにプレゼント。そんな姿がカメラにとらえられ一躍“編み物王子”として脚光を浴びる。パリ五輪でも編み物をするトーマス・デーリーを発見。五輪公式SNSに「“編み物王子”が現れた!」「観客の中で編み物をするトーマス・デーリーがいないと五輪じゃない」と投稿。東京五輪では五輪マーク入りの白いカーディガンを編んでいた。パリではどんな作品が?先ほどトーマス・デーリー公式インスタグラムに完成したとみられるセーターを着ている映像が公開された。背中には「DALEY」と記され、裾にはフランスと英国の国旗が。編み物の腕前も世界クラス。編み物についてトーマス・デーリーは「試合前に気を落ち着けるルーティンのひとつ。編み物はマインドを保つ秘密兵器かもしれない」などコメント。