2023日本シリーズは球史に残る名勝負。第1戦、山本由伸が先発するもプロ初となる自責点7でまさかのKO。阪神が初戦を勝利。阪神8-0オリックス。第2戦、宮城大弥が完璧なピッチング。スコアをそのままひっくり返し1勝1敗とした。オリックス8-0阪神。舞台を甲子園に移しバトルはさらに加熱。オリックスの4番頓宮が圧巻のホームランを叩き込めば、オリックス5-4阪神。今度は阪神の4番大山がサヨナラで決める。オリックス3-4阪神。アレのアレ!へ突き進む阪神。打線爆発で第5戦を逆転勝利。王手をかける。オリックス2-5阪神。第6戦、山本由伸が魂の復活劇。オリックス5-1阪神。第7戦、ノイジーが均衡を破る3ランを放ち勢いにのると球状の雰囲気は最高潮に。そして阪神タイガースが38年ぶりの日本一。歴史的日本シリーズは関西で瞬間最高視聴率50%を記録するなど想像を超える盛り上がり。阪神はナゼ強いのか、そこにはスタメン固定という岡田監督の信念があった。昨シーズンまで複数のポジションで出場していた佐藤をサードで固定。そして大山もファーストに固定した。さらにスローインに不安があるとしてショートの中野をセカンドへコンバート。空いたショートには木浪を抜擢。この采配が的中。木浪、中野、大山の3人はゴールデングラブ賞に輝いた。攻撃面ではこれまで軽視されてきたフォアボールを査定の対象にして野手陣の意識改革を徹底。今季の阪神のフォアボールはリーグダントツの494と136個も増加。第3のポイントが名監督の影に名参謀あり。平田勝男ヘッドコーチ。現役時代は岡田監督と二遊間を組み1985年には阪神初の日本一に貢献。岡田監督再就任のタイミングで二軍監督からヘッドコーチへとコールアップ。鳴尾浜で育てた若虎たちを甲子園へ送り込んだ。そのなかでも最高傑作となったのが村上頌樹。今年、彗星のごとく現れ、球界を代表するエースへと成長。岡田監督にスペードのエースと言わしめた桐敷拓馬も平田チルドレン。東のザキヤマチルドレンと双璧をなす西のヒラタチルドレン。平田コーチは「村上、桐敷、この辺を積極的に監督が若い選手をどんどんチャンスを与えた」などと述べた、補強に頼らない生え抜きの育成も目立つ。平田コーチは「ドラフト1位が近本、森下、大山、佐藤テル、そういうドラフト1位の選手が中心を張っていてそこに生え抜きの選手たちがチームを1つにしている」などと述べた。阪神のスタメンはドラフト1位入団が4人、才能あふれる選手を獲得して育てあげるシステムが構築されている。生え抜き選手たちは平田ヘッドについて監督と平田さんが繋いでくれるという。平田ヘッドの話題となった明言が「宴も竹中直人ですが日もどっぷり暮れたところで中島みゆきさせていただきます。お疲れ生です!」との発言。平田ヘッドは「優勝して調子に乗ったね。ノリに乗せられちゃって、乗りすぎたね」などと述べた。多くのチルドレンが存在するおもろいおっちゃん。キャラがかぶる宿敵・巨人へ宣戦布告。平田ヘッドは「阿部新監督になって戦力アップしてくるジャイアンツと東京ドームで当たるので非常に楽しみにしてます。阪神巨人とセ・リーグの日本球界をどんどん引っ張っていかなきゃいけないと思っていますので開幕、やっつけますから覚悟しといてください」などと述べた。
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