築地市場跡地の再開発を担う三井不動産など3社が会見。完成後をイメージした動画が初めて公開された。目玉となるのは、最大でおよそ5万人が収容できるスタジアム。コンサートや、野球、バスケットボールといったスポーツなどに対応。可動式の観客席にすることでさまざまな用途に使えるという。さらに、空飛ぶ車の発着場なども整備。大部分がおよそ8年後の2032年度までに完成する予定。跡地全体の広さは東京ドームおよそ4個分の19ヘクタールで事業費はおよそ9000億円。植田社長に単独インタビュー。植田社長は三井不動産が2021年に買収した東京ドームの移転を完全否定。東京ドームは、おととし改修したばかりとして今後も活用していくとした。食やスポーツ、エンタメを活用し築地を国際的な拠点にしたい三井不動産。東京駅から築地を経由し、有明東京ビッグサイトまでをつなぐ新しい路線、臨海地下鉄は2040年ごろが開業目標とされている。有明で羽田空港への乗り入れ計画がある、りんかい線に乗り継ぐことで空港アクセスが容易になる。また羽田空港まで船便を設ける構想も明らかにした。最終的な完成は2038年度。三井不動産・植田俊社長は「付加価値をきちんと表現できる街にしていきたい」とコメント。
住所: 東京都文京区後楽1-3-61
URL: http://www.tokyo-dome.co.jp/
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