東京商工リサーチ調べ「介護事業者の倒産件数・上半期」は2024年が81件、うち訪問介護は40件。東京・世田谷区の訪問介護事業者の社長・磯崎寿之さんは、今年4月の介護報酬の改定で経営が苦しくなったとしている。訪問介護サービスの基本報酬が、約3%のマイナスとなった。さらに、ヘルパー不足が経営を厳しくしている。報酬引き下げと人手不足で、事業所を閉じる仲間が増えているという。この苦境を乗り越えるために、磯崎さんは同業者との統合を決断した。
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