日本航空はきょう、リチウムイオン電池の発火などに注意を呼びかけるため火災対応のデモンストレーションを行った。モバイルバッテリーを飛行機に持ち込む際には預け入れ荷物に入れず、個々に保護して容量を確認するなどルールがあるが、さらに機内では収納棚に入れず常に状態確認をするよう求めるお願いが追加された。背景にあるのはリチウムイオン電池関連火災の急増。東京消防庁管内では直近10年間で9倍、今年の火災件数は過去最多ペース。製品別ではモバイルバッテリーが最多で全体の3割。万が一リチウムイオン電池から出火したら、火が激しい間は近寄らず身体から離して、大量の水や消化器で消火することが必要。消火した後は火などが出ていなくても400度を超える高温状態になっている。再出火の可能性もあるので大量の水などで十分な水没が必要だという。また東京消防庁ではリチウムイオン電池の危険なサインとして「膨らんでいる」「落下させたことがある」などを挙げている。関連火災の6割が充電中に発生していて、中でも充電方法の誤りが最多。
