東京証券取引所から中継。取引開始直後からほぼ全面高の展開となり、日経平均株価は一時500円以上値上がりし36,500円を突破した。鶏ひき時間中としてはバブル後の最高値を更新し、1990年2月依頼33年9ヶ月ぶりの高値となった。結局午前は先週末に比べ412円高い3万6,375円だった。この株高を支えているのがアメリカの株高と円安。先週末のNY市場でダウ平均株価が史上最高値を更新したことが日本の株価を押し上げた。さらに円安も追い風。日本銀行は今日から2日間金融政策を決める会合を開く。能登半島地震の被害の全容がいまだ見えない中、日銀としては北陸経済への影響を慎重に見極める構えで、市場では今の大規模緩和策を維持するとの公算が大きくなっている。日米の金利差が縮まらず円を売ってドルを買う動きが強まり、円安傾向が続くことが予測され、日本株にとっても今後も追い風が吹き続ける可能性がある。