今、日頃からの防災の備えが重要となっている。今回は「水道水は意外ともつ?」「災害時にも使える家にあるアレ」「猛暑の中で停電したら」について解説。東京都水道局は水道水のくみ置きをする際のコツを紹介している。1人1日3リットルを目安に3日分ほど用意するといい。浄水器を通したり沸かしたりしてしまうと消毒用の塩素が水道水からなくなってしまうため、蛇口から直接入れると良い。直射日光を避け常温保存をすると3日間、冷蔵庫で保存すると10日間もつという。生活用水の備えは浴槽に張っておくと良い。ラップは使ってないお皿を覆うだけで、料理を載せても皿が汚れずに済み、水の節約に役立つ。他にもゴミ袋で簡易レインコートが作れたり、ジッパー付きの袋は貴重品などを入れることができる。粘着テープはこわれた壁の補修や油性ペンなどで伝言メモとして使える。猛暑の中で停電したら、ペットボトルを冷凍で凍らせておくと、体を冷やすことにも使える。首、脇の下、足の付け根に当てると効率的に体を冷やすことができる。ぬれタオルを使ったり、こまめな水分塩分補給が暑さ対策になる。