性別など色々なことでの無意識の思い込みをアンコンシャスバイアスという。子どもたちにアンコンシャスバイアスに気付いて自分の将来を考えてもらうワークショップが都内で開かれた。子ども向けの職業体験施設と東京都が連携して開いたもので、職業や家事など性別による向き不向きがあるかというアンケートのコーナーがあり、訪れた子どもたちは自分の考えを確認するきっかけにしていた。先入観に左右されない将来を考えるワークショップでは、新幹線の運転士になりたいが女の子は無理かとの問いかけが。東京都が行った調査によると性別よって仕事の向き不向きがあると考える子どもの割合は、小学生で43.4%、高校生で66.2%だった。東京都では、成長とともに周囲の影響を受け、性別への無意識の思い込みが深まる傾向があるとみている。
