札幌放送局が制作する番組「北海道道」を紹介。MCは北海道出身の鈴井貴之さん。10月の放送では鈴井さんが脚本・監督を務めたドラマを舞台裏を撮影したメイキングと合わせて紹介した。ドラマの舞台となった北海道長沼町は農業が盛んな町。少子化や過疎化などが進んでいる。ドラマは長沼町の高校が舞台。主人公は高校3年生。都会に出るか、実家の酪農を継ぐか悩んでいる。一方同級生は東京への進学を決めていた。そんな2人が町の大人に振り回されながらどう変わっていくのか、卒業までの心の変化を描く作品。主な出演者は演技未経験の地元の皆さん。オーディションを開催し、主演の2人を決定し演技レッスン開始。8月上旬、撮影本番。長沼町で全て撮影し、40人を超える地域住民と協力して出来た北海道発のドラマとなった。地元の高校生が等身大で演じることで地域の課題に目を向けてほしいと制作した。タイトルは「卒業(仮」。地域の今を映し出した。
