東京都は現在、ホテルや旅館の宿泊者に課す「宿泊税」について、1人1泊1万円以上の場合100円~200円の定額制を導入している。都はきのう現行制度から宿泊料金に一律で3%を課す「定率性」に見直す方針を明らかにした。課税対象には新たに民泊なども追加する方針。宿泊料が高騰する中、修学旅行に配慮するため、課税を免除する対象を「1万円未満」から「1万3,000円未満」に引き上げる。来年2月に都議会に提出予定。今回の見直しにより約120億円の増収が見込まれ、観光スポットのゴミ問題や混雑対策になどに充てたい考え。
