東京電力の柏崎刈羽原発の再稼働が延期となった。原因は原子炉内部の制御棒をめぐる不具合。制御棒とは原子炉内の各分裂を制御し、ブレーキ役となる装置。先週、作動試験を行っていた際に手順と違う操作で作動する警報が発報しない不具合があった。東京電力は試験を中止した上で原子力規制委員会に報告した。きのう説明会を開いた東京電力は原因について、約30年前の設定ミスだったと明らかにした。見つかった制御棒の設定ミスは88個、東京電力は運転停止中の原子炉で行うもので安全上重大なトラブルではないと説明。全制御棒点検に2日程度必要できょうの再稼働を延期すると発表した。福島第一原発の事故後、東京電力がはじめて行う原発の再稼働、安全最優先の運営が求められる。
