上法解説委員に両陛下が被災地へ赴いたニュースについて聞く。両陛下は被害の深刻さや被災者の状況に深く心を痛められ、震災翌日の新年一般参賀を中止となった。早い時期の現地訪問を希望されていたが、災害対応が最優先でご自身の現地入りの影響が出ないよう気遣って時期を見極めていた。今月に入り両陛下は地震のメカニズムや政府の対応について説明を受けてこられたが、地震に対応する担当者の業務に支障がないタイミングを配慮されて行われ、現地との調整に入って来月下旬に訪問する見通しだ。考慮した点について、自治体が受け入れ可能かに加え、被災者たちの心の受け入れにも気遣われていると言う。現地での移動は主にヘリコプターを利用し、現地の負担を考慮して日帰り訪問となる。また、天皇誕生日には一般参賀が行われるが「バンザイ」の歓声を控えて開催される。