ここまでの2戦で中国と韓国を大差で退けてきた日本。迎えたチェコ共和国戦は日本にとって特別な日である3月11日に行われ、先発は岩手県出身の佐々木朗希が務めた。佐々木は9歳のときに東日本大震災で被災し、父親と祖父母を亡くしている。栗山監督は使命のようなものを感じ佐々木には全てを背負ってくれと伝えたなどと話した。佐々木は大会前の2022年11月に故郷である岩手・陸前高田市を訪れていた。これまで地元での取材はほとんど受けてこなかった佐々木だが、今回取材を受けた胸中について街並みも変わり前に進むなかで自分も向き合って進みたいと思ったなどと話した。