女川町からの中継。田村「私たちも同じように、震災の遺族、そして事故の遺族とも連携を取って活動をしている。点が線となって、発信力も高まっていた。これからもこのつながりの輪を広げていきたいと私は思っている」と話した。語り部の話は、日頃の備えやいざというときの避難方法、そして町の復興の在り方など、さまざまなことを教えてくれる。これ自体が防災教育になっている。田村「先日も東京の町田市から、小学校6年生のサッカーの子どもたちが来て、震災の記憶がない子どもたちだったが、私たちの話を聞いてくれて、僕たちも自らこの震災を伝えていこうと言ってくれた。これからも伝えていきたい」と話している。女川町では、役場に献花する場所を設けて、2時46分にサイレンを鳴らして追悼を行う。