きょうで東日本大震災から15年。北脇アナが福島県南相馬市にある小高中学校より中継。15年前のきょう3月11日小高中学校は卒業式当日だった。小高中学校の校門前には避難所という看板がある。式が終わって午後2時46分震災当時は住民の方も一時避難していた。その後は原発事故の影響で生徒のみんなは全国に離れ離れにならざるおえなかった。震災を経験した生徒のみんなの思いを紡いで生まれた「群青」という合唱曲。この校舎で学ぶ生徒たちにも受け継がれている。その思いを取材した。先週金曜日に取材した際生徒たちが練習していたのは卒業式で合唱する群青。群青という曲は震災の頃のことをつないでいくための曲だという生徒もいた。15年前の3月11日中学校のある南相馬市は震度6弱の激しい揺れと津波。更に追い打ちをかけるようにおきた福島第一原発の事故の影響で警戒区域に指定され全ての住人が避難を強いられた。こちらの生徒は津波により3人が犠牲に。多くの生徒が各地に避難。震災の翌月仮設校舎を開設したがほとんどが戻ってこなかった。過酷な現実の中で震災当時の生徒たちの言葉から生まれ卒業式で歌われたのが合唱曲「群青」。今年歌うのは震災の前年に生まれた震災の記憶がない中学3年生たち。当時生後6か月だった井島さんは震災のことを知ったのは両親が写真を撮っていてアルバムに残してくれていたから。それをみて「震災があったんだ」と知ったと語った。撮影した場所を通ると井島さんの父は娘に当時のことを話すという。小高中学校の3年生は10人。群青を作曲した小田教諭にも話をきいた。歌詞のエピソードについて「あたりまえが幸せと知った」という歌詞は「きのういた友達が今日もいること」、震災当時の生徒がなかなか家に帰らないので「早く帰りなさい」というと「明日会えるかどうか分からないのに何でそんなこと言うんですか」と言われたときに中学生がこういう思考をもつようになったのが強烈に残っていると語った。
