党首会談ラッシュとなったきょう、そのスタートは少数与党と野党第1党のトップの2人。政権交代を目指す立憲民主党・野田佳彦代表と自民党・高市早苗総裁は「松下政経塾」の先輩後輩だったこともあってか、冒頭のカメラ撮影は和やかな雰囲気だったが、会談は高市氏による事実上の首相指名選挙“出馬宣言”だったようだ。会談の中で野田代表は野党の統一候補が決まった場合、公明党への協力要請についても言及。続いて国民民主党・玉木雄一郎と自民・高市総裁の会談が行われた。高市総裁は首相指名選挙への協力を要請し、政策の近さをアピールしたという。玉木代表は午後4時から立憲、維新、国民の野党3党首会談に臨んだ。基本政策の一致が必要とする玉木氏に対し、野田氏はのりしろを持って応じてほしいとしていた。玉木氏は安保法制や原発政策などについて歩み寄りはあったものの、依然隔たりがあると語った。立憲、維新、国民での連立政権の枠組みについては「構想としては弱い。私が総理大臣に選ばれても、内閣の政権運営が厳しい状況になる」と述べた。さらに立憲と自民、どちらに協力するのが現実的かという問いには「基本政策においては自民党とかなり重なるところがある。一方で公党間の約束が守られてるかということについては、石破内閣の時から必ずしもいたされなかったという思いがある」と述べた。その上で、玉木氏は野党3党党首会談について来週月曜日に再度行うことも念頭にあると発言。午後6時からは自民、維新の党首会談が行われ、日本維新の会・吉村代表も大阪から駆けつける。
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URL: http://www.mskj.or.jp/
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