直近5試合で4本塁打と絶好調の大谷翔平選手。1番という打順に入ったことで、相手投手はセットポジションで投げることはなく、その分試合に入っていきやすいのではと推測。今日の試合でも21号本塁打を放った大谷選手。西岡剛氏は「体の痛みなどなく非常に順調、低めの甘い球は必ず逃さず、このコースは力が入るため打球が飛ぶ」と解説。6月に月間MVPを取得した年と比べても好調なペースを誇る大谷選手、通算安打数でも日本人メジャーリーガーで3位となっている。また大谷選手好調の要因に新ルーティンがあるとされる。大谷選手が取り入れたのはバットをホームべースと三塁線の延長線上に合わせ、左足の立ち位置を確認するというルーティン。ドジャースの打撃コーチはこれに関して打席の同じ位置に安定して立てるようにしているのではとしている。このルーティンは15日のロイヤルズ戦の第2打席から取り入れたが、その打席でヒットを放ち、その後は打率も.444、4本塁打となっている。大谷選手はこのルーティンに関して「立ち位置、同じように構え同じ位置に立つのが大事。球場による違いがあっても同じような位置に立てるように」などと話してくれた。西岡剛氏はこれに関して「球場ごとにバッターボックスの線の太さが違うことや、他の選手が打席に入って跡がつくことで、打席で立つ位置が変わることがある」とし、西岡氏も同じようなルーティンがあったとした。また上地雄輔さんは「ルーティンを取り入れた最初の打席でヒットが出たのが大きかったのではないか」と話した。大谷選手は明日から古巣エンゼルスとの対戦を迎える。大谷選手はこれに関して「楽しみだ」と語った。