秋の全国交通安全運動は歩行者の反射材着用や自転車のヘルメット着用の呼びかけなどを重点項目に今月21〜30日まで行われている。警察官や島根県の職員など12人が松江市中心部の県庁近くの交差点で自転車のヘルメット着用や安全運転を呼びかけ、通行する人にチラシや反射材を配った。警察によると県内ではことし自転車が関係する事故が84件起きている。このうち61件はヘルメットを着用しておらず、1人が死亡。松江警察署・板倉雅人課長は「努力義務化になった当時と比べると若干増えているが徹底には道半ば。自分から着用してもらえるよう伝えていきたい」と話した。