そこで小林さんはくくり罠を使った画期的な方法を考案した。小林さんは「ワイヤーの輪っかを踏み板にかけて、シカが足を踏むという場所を特定して設置する」などと話した。石の外周に餌をまくことで餌を食べる時に前足を置く習性を利用しているという。獣害から森を守る、遠藤さんもこの罠をYouTubeで観て独学で小林式誘導引捕獲法を4年前から使っているという。シカの捕獲数は急増し年間100頭を超え、毎日2時間かけて仕掛けの見回りをしているとのこと。遠藤さんの森では被害は落ち着き、シカとの共生も可能になり森の健全さも保たれるようになったという。遠藤さんは「500年守り続けてきて次の代に渡したいが、残そうとしている木が獣害にあったら残せないので、排除しないと先に進まない」などと話した。シカは繁殖力がとても高く、何でも食べるので山の中でも餌に困らないという。更に過疎化によって手入れされていない森林もあるので、シカが好き勝手に生活しているのが現状である。遠藤さんの本業は林業だが、それに割く時間が取れないとのこと。罠にかかったシカについてはすぐに処理しないと美味しく食べることが出来ないため、そのまま埋葬するか焼却処分するかの2択になる場合が多いという。捕らえた後のシカをどう有効活用するのかは今後も取材を続け、報告していくとのこと。