年金世代からは、食べ盛りの子どもたちの食費を気にする声があった。食べ盛りの子どもが多いと物価高の影響はどこまで深刻なのか?千葉県柏市にある柏相撲少年団を訪ねた。県内屈指の強豪クラブで全国から集まった12人の中学生が寮生活を送っている。子どもたちをあずかるのは監督の永井明慶さんで食事の準備もしている。1回の食事で約30合の米を炊くので、30キロの米袋が4日で無くなるという。米の高騰で予算を圧迫する事態になっているという。12人の寮生から寮費として5万円を徴収し、月予算60万円で運営しているが、物価高の影響で厳しい状況。監督は安い食材を求めてスーパーをはしごしたりしているという。この日の夕食は予算800円のところ1000~1500円ほどだった。寮生たちは1日に4食食べることもある。予算確保のためクラウドファンディングで支援を募集している。