台湾総統選挙では、国民党が、新北市長の侯友宜氏を、民衆党は前の台北市長の柯文哲氏をそれぞれ公認の総統候補としながらも、政権交代の可能性を高めるため、侯氏と柯氏のどちらかに一本化することで合意した。どちらを総統候補とするかは、各種世論調査の内容を専門家が評価したうえで、18日発表するとしていたが意見がまとまらず、18日午前に予定されていた発表は見送られた。双方は引き続き、協議を行うとしている。総統選挙には、侯氏と柯氏のほかに、与党・民進党が副総統の頼清徳氏を擁立し、ホンハイ精密工業の創業者の郭台銘氏も無所属で立候補する資格を得ている。