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「核兵器禁止条約」 のテレビ露出情報

日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が政府に参加を求めている核兵器禁止条約は、核兵器の開発、製造や保有、使用を禁止する初めての国際条約で、2017年に国連で採択された。ただ米国などの核兵器保有国は参加していない。日本政府は、核兵器国が1か国も参加していないなどとして、参加に慎重な姿勢を示している。戦後80年となることし、核なき世界への道筋をどう考えればいいのか取材。ノーベル平和賞を受賞した日本被団協・木戸季市事務局長は、自身も5歳のときに長崎で被爆した。戦後80年の率直な感想、いまの核軍縮の状況について聞いた。木戸事務局長は「核廃絶に向けて、日本は、核兵器禁止条約に参加するべきだ」と訴えた。日本政府は、なぜ核兵器禁止条約への参加に慎重なのか。それは核兵器禁止条約より前に発効されたNPT(核拡散防止条約)という別の枠組みを重視しているから。NPTには核兵器禁止条約と異なり、米国など核兵器を保有する5か国も参加し、核軍縮に向けた交渉を義務づけている。しかし近年は、欧米とロシアと中国などとの間の対立で、核軍縮への道のりが厳しくなっている現状もある。戦後80年となることし、政府はどう核廃絶に取り組んでいくのか。岩屋外務大臣は「核兵器国、非核兵器国が幅広く参加する唯一の枠組み、NPT体制を大切に考えてきた。核軍縮、核兵器のない世界に向けた現実的で実戦的な取り組みを行っていきたい」と語った。一方で、ことし3月に締約国会議が開かれる核兵器禁止条約への対応については「いかなる対応が適切か、予断なく検証している。しかるべき時期に判断していきたい」と述べた。被爆者の高齢化が進む中、次世代を担う若者たちも、核なき世界への道筋を摸索している。長崎で行われている核軍縮について学ぶプロジェクト。学生たちが世界の核軍縮の方向性を議論する国際会議に参加するため、週に1度、勉強会を行っている。今後、議論の成果をもとに海外の若者たちとも核軍縮の道筋について話し合っていく予定。戦後80年。依然として、核兵器は存在し続け、むしろ今、使われかねない危険性すら高まっている。日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)・木戸李市事務局長は「核なき世界の実現は広島、長崎だけでなく、世界すべての人の課題。対話を通じて、今の現実を変えていくことが、現代に生きる私たちの使命」と訴えていた。核なき世界という目標に近づくために何ができるのか。各国が自国の安全保障と向き合いながらも、妥協点を探り、合意できる道筋を考え続けていく必要がある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月11日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル池上彰&増田ユリヤ徹底解説
日本は非核三原則が基本となっているのでアメリカの核の傘に依存するのが現実となっている。そのため日本は唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約に署名していない。1957年に岸信介総理は「自衛の範囲内なら核を保有しても違憲ではない」と発言。安倍元首相も官房副長官時代の2002年に「核兵器・通常兵器問わず保有は憲法の禁ずるところではない」と発言している。また安倍元首[…続きを読む]

2025年8月5日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
核兵器廃絶を訴えるICANのメリッサ・パーク事務局長は、原爆投下から80年となる今月、団体の事務局長としては初めて広島市と長崎市で行われる式典に出席することにしていて、昨夜広島市内で記者会見を開いた。パーク氏は「核兵器が使われるリスクはかつてないほど高くなっている」と強調した上で「今こそ被爆者の声に耳を傾け破壊兵器を廃絶するときだ。日本は唯一の戦争被爆国とし[…続きを読む]

2025年8月2日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7戦後80年
広島と長崎に原爆が投下されて。今年で80年。広島で被爆し、核兵器禁止条約の成立にも尽力したサーロー節子さんは、きょう広島市で開かれた核兵器廃絶の道筋を考えるシンポジウムにビデオメッセージを寄せ「本当にいま暗い夜の道を手探りで歩いている思い」などと述べた。国際情勢の悪化が指摘される中、NHKが被爆80年の今年に世論調査を実施した。「現在ある核兵器は今後どうなる[…続きを読む]

2025年7月23日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
核兵器禁止条約の採択に貢献し、2017年にノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)は原爆投下から80年となる今年、メリッサ・パーク事務局長が広島市と長島市の式典に出席すると発表した。ICANの事務局長の式典への出席は初めてだという。

2025年7月17日放送 4:00 - 4:35 テレビ朝日
第27回参議院議員選挙 政見放送(参議院(東京都))議員候補者 経歴放送 政見放送)
社会民主党・西みゆかの政見放送。「強き者は下で支え、弱き者は上に、子どもと高齢者はてっぺんに」という国家ビジョンに基づき、6つの政策を約束する。第一に、物価高騰対策として、消費税を見直し、価格を引き下げる。第二に、中小零細事業者にしっかり補償することで、最低賃金を引き上げ、給与明細から天引きされている社会保険料の負担を半分にして手取りを増やす。労働者と使用者[…続きを読む]

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