サクラやウメなどの木の内部を食い荒らす特定外来生物のクビアカツヤカミキリは中国などが原産で、農林水産省によると樹木の被害は去年11月末時点で16都府県に広がっている。群馬県桐生市では令和2年度に初めて確認されて以降、被害が拡大していて市教育委員会が確認したところ、市内の小中学校に植えられたほとんどのサクラの木が被害を受け腐った木の枝が落下するケースも報告されているという。市教育委員会では被害の出ている学校で伐採を始めているが、子どもたちの安全を確保するため新年度中に市内に26ある公立の小中学校と義務教育学校のサクラの木をすべて伐採することを決めた。桐生市教育委員会は「卒業式、入学式に学校でサクラの花を見られないのは子どもたちにとってかわいそうなことだが安全を最優先させる必要があり断腸の思いだ」と話している。
