西日本の各地で梅雨明けが発表された。九州南部を除く地域では、6月中の梅雨明けは観測史上初めてだ。気象庁は今日午前11時に九州北部・南部、中国、四国、近畿地方で梅雨明けしたと発表。九州北部、中国、四国、近畿で6月中に梅雨が明けるのは観測史上初めてだ。各地の梅雨の期間はいずれも短く、九州北部と四国は19日間、中国地方は18日間で、史上最も短くなった。また気象庁は、6月中旬の平均気温が統計開始以降最も高く、全国的に記録的な高温だったと発表。今後1カ月程度は気温の高い状況が続く見込みだ。こまめな水分補給など熱中症に十分警戒が必要となる。