大敗した参議院選挙を総括する、自民党の両院議員懇談会。日に日に高まる退陣論に石破総理はどう向き合うのか。”政治空白を生まないよう責任を果たす”と改めて続投の考えを示した石破総理。一方、森山幹事長は自らの進退について”参院選の敗北の責任を取って辞任する”可能性を示唆した。その後、報道陣をシャットアウトし懇談会は開始から1時間半以上経った現在も、非公開で行われている。きょうの懇談会には、落選した人も参加していた。党内には、両院議員総会を開き総裁解任や総裁選の前倒しへの動きも出ている。既に、開催条件の3分の1の署名が集まっているとのこと。きょうの懇談会の内容を見極めた上で、執行部に署名を提出する方針。この週末、ANNが行った世論調査では石破内閣の支持率は、前月比-2.8ptの31.6%。不支持率は+3.8ptで50.2%。その一方で、石破総理は辞任するべきと思うかについて聞いたところ、「やめるべき」は46%、「やめるべきと思わない」は42%と拮抗した結果となった。