月曜日、円安に歯止めがかからない。1ドル154円台突破。34年ぶりの円安水準を更新。米国で発表された小売業の売上高が市場予想を上回ったことから、FRBの利下げが遠のくとの観測が拡大。日米の金利差が意識され円を売ってドルを買う動きが強まった。火曜日、鈴木俊一財務大臣は為替介入を示唆するような発言だったが、市場から切迫感が薄いと受け止められ円安は更に進行。節目とされる1ドル155円の目前まで迫った。日銀・植田和男総裁は「利上げする可能性は極めて高い」とコメント。寺島実郎のスタジオコメント。GDP、アベノミクス、途上国化、インフレ、通貨、安倍政治に言及。