国為替市場では先月29日に34年ぶりとなる1ドル160円台になったあと一転して円高方向に変動したほか、今月2日の早朝にも一時、円が急騰した。市場関係者の間では政府と日銀が合わせて8兆円規模の為替介入の実施したとの観測が広がっていた。政府関係者はテレビ東京の取材で、政府・日銀が先月29日と今月2日の2回にわたって為替介入を行ったことを認めた。都内で行われた講演で、植田総裁は円安基調への対応について、「リスクが高まってくれば、政策上の対応が必要になると考えている」などとコメント。
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