日本でパンダが見られる最後の日がやってきた。きょう、上野動物園には早朝から多くの人が集まった。上野で生まれた双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイとの別れ。観覧できるのは抽選に当選した4400人のみで、倍率は24.6倍にも上った。約20人単位での対面で、与えられた時間はわずか1分程度。番組ではその限られた時間に撮影された渾身の映像を入手した。人気ブログ「毎日パンダ」を運営するウェブデザイナーの高氏貴博さんは、上野のパンダを15年間撮り続けてきたというパンダファンの間では知る人ぞ知る人物。4054日ほぼ毎日上野動物園に通い続け、撮影したパンダの写真は1000万枚を超えるという。今回中国に返還されるシャオシャオとレイレイも、公開当初から撮影し続けてきた。毎年パンダを観覧するという親子は、母の誕生日であるきょう観覧抽選に当選したという。大阪からやってきたという女性は、抽選に外れてしまったがそばにいたいと上野動物園に来たという。パンダに夢中になったきっかけは、去年6月まで和歌山県白浜町にいた「浜家」だった。パンダ好きな兄弟を連れて観覧に来た女性は「国際問題を考えるきっかけになってくれたら」などと語った。日中関係悪化で新たなパンダ貸与は不透明。観覧を終えた高氏さんは「今まで本当にありがとう、中国に行っても元気でねという気持ちを伝えた」などと語った。シャオシャオとレイレイは27日に中国に向け旅立つ。
