2025年卒業の就活が3月1日に解禁された。今月1日に開催された合同説明会で企業側がアピールするのは初任給。川崎信用金庫はこれまで21万6000円だった初任給を、去年4月から23万円、来年4月から25万円にするという。バブル期1986年の大卒男性の初任給は14万4500円だったが、1991年の初任給は17万9400円だった。バブル期は好景気&人手不足であったため超売り手市場。内定を蹴って大企業などより条件の良い企業を志望していた。バブル最盛期には企業が内定を出した学生の囲い込みを行っていた。日本はOECD加盟国39のうち26位くらいの平均賃金。和泉昭子は「グローバル展開する国と比べたら賃金が安い。若い人が海外に出てしまうということもあるので、景気の良し悪しにかかわらず人手不足は続くと思う。賃上げも続け広げていくことが重要」と話した。