茨城県境町はかつては江戸の水運の拠点として栄えた。鉄道はなく都心から車で1時間30分、人口2万4000人の小さな町に今移住者が急増している。様々な子育てにかかる費用が無料なのでファミリー層が増えている。3歳から小中学生まで給食費無料。医療費は20歳まで無料、境町ニコニコパーク、さかい子育て支援センター・S‐WORK+KIDSも無料。また外国人講師による英語教育無料、英検の受験料無料。ハワイ・ホノルルのホームステイも無料で行ける。家も無料になるとのことで去年4月に横浜から移住した佐藤家を取材した。3LDK一戸建て賃貸住宅が家賃58000円。25年住むと家が無料になりローンの金利も固定資産税、火災保険はかからない。東京オリンピックの施設がそのまま移設された境町アーバンスポーツパーク2ndがあることも移住者が増えている理由。選手や指導者として活躍する安床武士、安達浩樹らはこの施設ができたことで移住した。他にも五輪基準の屋内テニスコートや人工サーフィン施設、五輪基準のホッケー場などスポーツ施設も充実している。
街には自動運転バスが運行しており無料で利用できる。人口2万4000人ほどの境町の財政面を橋本正裕町長に聞いた。橋本町長は「子育て支援をやっている自治体をまねてやってきた」と話した。家・土地の無償譲渡は東京・奥多摩町の政策を真似たもので予算は国の補助金と民間企業の資金で建設・運営などを行っている。また境町は7年連続でふるさと納税寄付額が関東で一番となっている。他の自治体のやり方を研究し何がどこで売れているかを見て物を用意することで寄付額を伸ばした。一番人気はお米食べ比べセット。利根川大花火大会特別観覧席も用意している。花火大会は橋本町長が就任したときは3000発だったが10年で3万発まで大きくし30万人の観客が訪れる。駅がなく不便を訴える住民も多いが橋本町長はモノレール開設の可能性に言及した。また飲食店の少なさについては町内で起業を志す人を支援する複合施設「S‐startup」を開設しラーメン開店なども支援している。最低限の人口がいないとショッピングモールの誘致ができないため橋本町長は「最低5万人はいないとできない。諦めずにやっていきたい」と話した。
街には自動運転バスが運行しており無料で利用できる。人口2万4000人ほどの境町の財政面を橋本正裕町長に聞いた。橋本町長は「子育て支援をやっている自治体をまねてやってきた」と話した。家・土地の無償譲渡は東京・奥多摩町の政策を真似たもので予算は国の補助金と民間企業の資金で建設・運営などを行っている。また境町は7年連続でふるさと納税寄付額が関東で一番となっている。他の自治体のやり方を研究し何がどこで売れているかを見て物を用意することで寄付額を伸ばした。一番人気はお米食べ比べセット。利根川大花火大会特別観覧席も用意している。花火大会は橋本町長が就任したときは3000発だったが10年で3万発まで大きくし30万人の観客が訪れる。駅がなく不便を訴える住民も多いが橋本町長はモノレール開設の可能性に言及した。また飲食店の少なさについては町内で起業を志す人を支援する複合施設「S‐startup」を開設しラーメン開店なども支援している。最低限の人口がいないとショッピングモールの誘致ができないため橋本町長は「最低5万人はいないとできない。諦めずにやっていきたい」と話した。