日産自動車は、国内で初めて、運転席を無人にして市街地を走る自動運転車両の実験を公開した。自動運転の5段階中、レベル4以上では、ドライバーなしで、AIがすべての運転作業をこなすことが求められている。交通量の多い横浜市内で、スムーズに走れるかがポイントで、AIが横断歩道で歩行者に十分配慮して、停止や発進することも含め、4キロの道を走行した。日産は、ことし9月から横浜市内で複数の自動運転車両を走らせて、一般の人たちが参加する実証実験を行う予定。2027年度には、レベル4の自動運転が可能なシステムの完成を目指したいとしている。