ヨーロッパ議会選挙は右派や極右の政党が議席を増やす見通したが、この数十年、EUの各機関を主導してきた中道右派と中道左派の2大会派による大連立は維持される見通しと伝えている。中道右派のヨーロッパ人民党は181議席を獲得し第1党になるとみられる。中道左派の社会民主進歩同盟は2位で、4議席を失い135議席。フランス・マクロン大統領のリベラル派、ヨーロッパ刷新は82議席で3位。マクロン大統領はフランス議会選挙の実施を決めた。右勢力の第1党保守改革は71議席、極右第2党のアイデンティティーと民主主義が13議席増やして62議席、緑の党が18議席減らして53議席となる見込み。ヨーロッパ左派は3議席減の34議席、無所属が51議席、その他の議席が51となる見込みという。この数十年EU(ヨーロッパ連合)の各機関を主導してきた大連立は維持される。選挙前のヨーロッパ議会でも推し進められてきたいくつかの対策がこれからも推進されることになる。