毎日新聞社と産経新聞社は輸送コストの増大などで配送体制の維持が困難となり、富山県内への配送を休止。両社によると新聞の配送を取りやめるのは富山県が全国で初めて。図書館では今後、毎日新聞は北陸版、産経新聞は大阪市内版を取り寄せることにしているが、発行日から届くまでに数日かかると見込んでいる。新聞の販売部数を調査している日本ABC協会よると、県内での販売部数は記録が残る昭和52年以降、毎日新聞が昭和53年の4957部をピークに、産経新聞が昭和56年の1275部をピークに部数が落ち込み、先月は毎日新聞が645部、産経新聞が245部だった。