李強首相は、岸田総理とインドネシアで短時間の立ち話をした際、東京電力の福島第一原発の処理水について「核汚染水」と呼び、「世界の海洋環境や大衆の健康と子孫の利益に関わる問題だ」と主張した。一方、ことしが日中平和友好条約の締結から45年であることについて触れ、「歴史をかがみに、未来に向けて両国関係の改善と発展を推進するよう希望する」と話したという。中国は、処理水の海洋放出に日本産水産物の全面禁輸措置を取るなど猛反発しているが、対話は継続したい考えとみられる。
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