“民衆が受け入れるかはわからない”“どこかの段階が限界点になると思う”という発言は前回の大統領選挙後トランプ支持者たちが暴力で選挙の結果を覆そうとしたあの議会襲撃事件を早期させるとして、民主党の間からは暴力を煽っているという批判の声が出ている。一方トランプ氏は支持層の拡大に積極的に動いている。週末にニュースになったのはトランプ陣営が選挙戦で新たに動画共有アプリTikTokの利用を始めたこと。TikTokをめぐっては中国の企業が運営していることから米国政府は安全保障上問題があるとして政府内の利用を禁止している。しかしバイデン陣営は若者の支持獲得に欠かせないツールとして今年2月にTikTokの利用を始めていて、トランプ陣営も後を追った形。フォロワー数はバイデン陣営がおよそ35万なのに対してトランプ陣営はこの1日足らずにもかかわらず、すでに350万を超えバイデン陣営の10倍となっている。