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「水産庁」 のテレビ露出情報

海に囲まれた日本、食卓にのぼる水産物の4割は外国からの輸入品。豊洲市場はマグロ取り扱いで世界最大級の水産市場。マグロの約半数が輸入品、高値で取引されるためIUU漁業の対象にもなりやすい。マグロには漁獲制限があり、ルールから外れたマグロは闇マグロと呼ばれその流通に市場関係者は神経を尖らせている。闇マグロは漁師たちに深刻な影響を与えている。この日、インド洋から戻った日本の遠洋漁業船。半年かけて漁獲した70トンのミナミマグロが水揚げされた。ミナミマグロは南半球で取れる魚種で高値で取引され資源保護の対象となっている。遠洋マグロ漁業会社社長の臼井壮太朗さんは資源管理の厳しいルールを守っているにも関わらず売値が低いことに頭を悩ませていた。安値の原因と疑うのは海外から流入する闇マグロ。IUU漁業を監視しているEJFは不正にとられた可能性のあるマグロの主な販売先が日本であることを度々指摘している。マグロ漁船を追跡すると運搬船と接触ししばらく並走し転載する動きがみられた。運搬船は日本へ向い、静岡県の清水港に入った。運搬船は日本の港でマグロを降ろしたのか?詳細を調べるために情報開示請求を行った。書類から運搬船から荷物がおろされていることがわかった。積荷の内容欄には冷凍の魚と記載されマグロかどうかは不明。この運搬船は日本の会社であることがわかった。会社に取材を申し込むと、他の企業からの依頼を受けて中国のマグロ漁船の荷物を運んだこと、冷凍の魚はマグロであることを認めた。しかし、輸入元の情報については開示できないと回答。IUU漁業が疑われる中国漁船がとったマグロは日本に運ばれ、冷凍魚として荷揚げされていたとみられる。マグロのその後の流通については追跡することができなかった。
マグロの輸入に関してルールがどうなっているのか水産庁を訪ねた。水産庁が受け取ったマグロの輸入申請書類、資源保護の対象魚種は輸入の際に漁獲証明書などの提出が義務付けられている。漁獲管理をどのように行うかは各国の手に委ねられている。相手国の管理への信頼を前提にしてマグロの輸入は認められている。
豊洲市場で輸入マグロを取り扱う卸業者。マグロの由来を確認する手立ては納品書だけ。日本では輸入が承認されて以降、輸入元がマグロの詳細な情報を開示する義務はない。卸業者は海外からの闇マグロの流入を防ぐことの限界を感じている。水産物の流通に詳しい勝川俊雄さんは日本のチェック体制のあまさを問題視してきた。闇マグロを防ぐためには魚の漁獲から消費者に届くまでの情報を記録し追跡できるトレーサビリティの導入が必要だと語る。ノルウェーでは漁獲から販売まで政府が一貫して情報を管理している。日本でのトレーサビリティ実現のためには私たちの意識も問われている。マグロ漁船を率いる臼井さんは一歩を踏み出した。大手スーパーとともに自分たちの船がとったマグロだとわかるようにして販売。QRコードを読み取ると臼井さんの会社のHPにつながる。ニュージランドのブラハさんは愛する海の未来を守るためにこれからも活動を続けていく。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月19日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
絶滅のおそれがある野生生物の国際的な取り引きを規制するワシントン条約の締約国会議が、来週から始まるが、ニホンウナギなどの規制についても議論されるが、日本は7割ほど輸入に頼っており、結果次第では価格校との恐れもある。EU=ヨーロッパ連合が幅広いウナギの取り引きの規制を提案した背景には、違法な取り引きを防ぎたいというねらいがあるが、浜名湖養魚漁業協同組合
では流[…続きを読む]

2025年11月18日放送 12:20 - 12:30 NHK総合
みみより!解説(みみより!解説)
ウナギの稚魚の漁獲量は低い水準で推移していて、海洋環境の変化などが指摘され、こうしたなかでウナギの取り引きに新たな規制をかけるかどうかを話し合う注目の国際会議が来週開かれる。総務省によると、東京23区におけるうなぎのかば焼きの小売価格は去年1年間で平均1501円/100g。10年で2割値上がりしている。EUなどはウナギの国際取引に規制をかけようと提案した。ワ[…続きを読む]

2025年11月16日放送 13:30 - 14:54 TBS
〜地球を笑顔にするTV〜噛みしめTIME,(~地球を笑顔にするTV~噛みしめTIME,)
愛知県・西尾市・一色町で数年前に誕生した「めすうなぎ」は大ぶりかつ柔らかい食感となっている。これまで市場で一般的に流通してきたうなぎの約9割はオスで、メスのうなぎは希少とされてきた。うなぎは生育環境によって後天的に性別が変わる特製があり、これまでの養殖環境では99%がオスになっているという。一方一色町の養殖場では性別が決まる前のシラスウナギにダイズイソフラボ[…続きを読む]

2025年11月7日放送 9:00 - 11:54 NHK総合
国会中継(国会中継)
鈴木貴子氏の関連質問。スルメイカの漁獲枠が限度に達し、北海道の小型スルメイカ釣り漁が危機に瀕しているとして、今年度だけでも漁の解禁ができないか尋ねた。鈴木農水大臣は「今季の北海道の小型スルメイカ釣り漁船については北海道知事が管理する配分数量の中での操業を可能とするための手続きを進めている」などと説明した。鈴木氏は今季の取り組みについて評価した一方、水産庁に対[…続きを読む]

2025年11月7日放送 8:14 - 9:50 フジテレビ
サン!シャインサン!シャイン的 未読ニュース
スルメイカが豊漁のため、漁停止命令が出ていることについてスタジオで解説。簡単には漁獲枠を増やせない理由について水産庁は「増枠には科学的な根拠が必要」としている。毎年2月に科学的な根拠となる資源評価に基づき4月からの漁獲枠を設定。現状、スルメイカの資源状況は“非常に悪い”という科学的評価になっているという。水産庁は小型船意外の漁獲枠はまだ上限に達していないため[…続きを読む]

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